抜けるような空、さわやかな風やさしい太陽・・・
ガーデンウェディングの人気は高いです。
だけど、ちょっと待って。当日の天気は神のみぞ知るんですよ。
「ぜったい、ガーデンウェディングよ!」と決める前に、
私が経験してきたちょっとすごいガーデンウェディングの話を聞いてみませんか?(^-^;)

あ、あづい・・・・・・・・・!(^-^;)

9月下旬、プールサイドでの挙式の仕事に行きました。
当日は抜けるような快晴。雲一つない青空です。
たぶん、花嫁にとっては思い描いていた通りの理想の天気だったでしょう。
しかーし。ガーデンウェディングは、参列者の椅子の上も屋根がないことがほとんど。
その日も、プールサイドに椅子を並べたのですから、もちろんカンカン照りです。
リハーサル中私たちはすでに「あづい・・・・・・・・」と汗が吹き出してきました。
プールサイドには日陰があるわけもなく、容赦なく降り注ぐ日差し・・・
さて本番。ゲストの方達が席につきます。
その席はなんと南向き〜〜〜!もう、もろに残暑の日差し直撃!です。
しかも時間は午後2時(^-^;)黒い留袖やタキシードが暑そうでした〜。
女友達の方達はキャミソールドレスなどで涼しげでしたが、
照り付ける日差しに当惑してました。式次第をうちわがわりにハタハタ扇ぐ姿も(^-^;)

終わった後も、「暑かったねぇ・・・・」という印象しか残りませんでした。
あんまり暑いシーズンは、屋外はやめときましょうね〜〜〜。

さむい〜さぶい〜〜〜〜さむすぎる〜!!!

海に張り出したガーデンでの挙式があったのは12月のことでした。
当日の天候は、曇り。今にも雨?雪?でも降り出しそうな雲に覆われた空でした。
私たちスタッフは式服の下にセーターなどを着込んで防寒対策したものの
海風はつめたい!つめたすぎる!!オルガン奏者は「手がかじかむ・・・」と
カイロをつかみっぱなしでした。
さて本番。参列者の中にはオーバー持参の方もいらっしゃいましたが
多くの方はオーバーはクロークに預けてあるのでしょう、皆さん寒そうに
身体をすくめていらっしゃいました。かわいそうなのは小さなお子さんで
当日、ベールを持って花嫁の後ろを歩く役だったものですから
リハーサルから上着なしのドレスで海風に当たりっぱなしです。
本番で役目が終わった後、その子はお母さんのコートの中に
すっぽり包み込まれていました。

実はその日、新郎新婦が配慮したのか、ガーデンの入り口で
参列者に使い捨てカイロを配っていたのです。
・・・・でもね、カイロは風除けにはならないのねってよくわかりました・・(^-^;)

強風注意報!?

気候のいい時期だって、ガーデンウェディングにはつきものなのが「強風」です。
新郎によってあげられたベールが、強風によってまた花嫁の顔の前に
垂れ下がるなんてのは序の口、序の口(^-^;)
バージンロードがめくれあがる、花が倒れる、リングピローがすっ飛んで
指輪が芝生の上を転がっていく・・・もう、なんでもありです。
私たちスタッフも一生懸命当日の気候に合わせて準備しています。
リハーサルのときから、ガムテープであちこち止めまくったり、
会場側に頼んで釘で固定してもらったり。
でも、ガーデンってもともと挙式のためだけに存在しているわけではないので
地面に固定しておける会場はとても少ないのです。
会場の人も感心するほど細やかに対策をたてていますが、
いきなり吹いてくる突風にはなかなか対処しきれないものです・・・。

ガーデンウェディングには、そういうハプニングはつきものなんだ、と
それだけはわかっておいてくださいね。

あ〜あ、降ってきちゃった・・・。

ガーデンウェディングで、当日雨だったら?
・・・大概のケースが、屋内で挙式に変更されるでしょう。
でも、挙式時間が迫ってきても、今にも降りそうな天気だったら?
このあたりの決断は、会場によってもまちまちです。
困るのが、途中から降って来てしまったとき。しかも大粒の雨だったりすると
もう、どうにもなりません。新郎新婦の上にかろうじて傘が出たりする
会場もありますが、参列者の上までは手が回らなかったり
私たちスタッフはずぶ濡れだったり。(←ほんとなんですよぉ〜(;_;)

ガーデンウェディングに決めたときは、会場側に荒天の場合の対処方法を
しっかり聞いておいたほうがいいとおもいます。
当日雨だったとき、だけでなくて「途中から雨になった場合」など
細かく聞いておけば、どんな天候になっても慌てずにすみますね。(^_^)



私も女ですし、ガーデンウェディングに憧れる気持ちはよぉくわかります。
だけど、今まで十数件のガーデンウェディングを見てきましたが
素敵だったなー、ガーデンってやっぱりいいなーって思えた式は
ひとつ・・・ふたつ・・・・あったかなぁ・・・・。って感じです。
やっぱり風はいつでも強いです。風がない日は暑いです。
寒いとそれだけでなんだか暗い気持ちになってしまいます。

陽光あふれる日差しの中、笑顔とともにティアラがきらめいて・・・
いえ、当日のおふたりは実際にそういう気分なのかも知れません。
緊張している二人は、暑さも寒さも感じないようです。(これほんとです)
でも、ほんとに大変なんです。
飾ってある花はびしばし倒れます。参列者の座る椅子の脇に飾った一輪挿しの花が
花瓶ごと倒れて、白いバージンロードが汚れてしまったこともあります。
ベールがぐっちゃぐちゃになるにつれ、花嫁の髪の毛もぐちゃぐちゃになり
前髪なんかどーしたのそれ!って思うほどひどくなることも。
美容師さんだって髪の毛を固めたり色々してくれますが、
式中にぐちゃぐちゃになってしまったものは、退場して来るまで直せません。
その時は感動でいっぱいでも、後日できあがってきた写真をみて仰天するかも、です(^-^;)

フラワーシャワーも思いのまま、風船だって飛ばせちゃう(?)
夢いっぱいのガーデンウェディングですが、
上に書いたぐらいのアクシデントぐらいどーってことないわ!という強い意志と
参列してくれる皆さんにもそういう想いをさせるかもしれない、ということを
よぉ〜く考えてから、決断してください。
厳冬・酷暑の時期は避けたほうがいいと・・・スタッフからのアドバイスです。